プロフィール

松石 樹泉(まついし じゅせん)

書道講師/カリグラファー

松石博幸デザイン事務所 所属
西日本書美術協会 委嘱作家
西日本新聞書道会 成家(漢字)
文科省認定硬筆書写検定 1級


1977年、福岡県福岡市で三人姉妹の長女として生まれました。小学一年生のある日、突然親に近所の習字教室へと連れて行かれ、習字を習うこととなりましたが、すぐに書くことが好きになり毎週楽しく通っていました。

中学3年生になり、進路を決める際、漠然と学校でも書道がしたい思い、当時福岡県内唯一芸術コース(書道)(現在は芸術科)のあった福岡県立太宰府高校へ進学を希望しました。高校受験対策の一環として、習字教室で初めて中国の古典と言われる昔の書に触れ、習字と異なる字形や筆の動かし方に驚きました。

進学した太宰府高校では、書道部に入りました。1、2年生時は大きな紙に行書の古典を書き、3年生の時は平安時代の仮名を勉強し、仲間たちと共に、揮毫大会や展覧会への作品制作に熱中しました。

その後、東京の書道科がある大学に進学し、授業では書写教育などを学ぶと共に、学内の作品展では毎回異なる書体に取り組み、卒業制作展では板に字を刻む刻字作品にも挑戦しました。

卒業後は福岡に戻り、就職活動をしながら、福岡市内のデパートで募集していた筆耕・販売の短期アルバイトに何気なく応募し始めたところ、接客の奥深さやおもてなしの気持ちに感じ入り、そのまま続けることに。

アルバイトを続けながら、自宅で書道教室を開講、二年後には福岡市天神でも書道教室を始めることになりました。また、筆を使った書のほか、ペン字の指導も行い、美しい字の形の取り方や陥りやすい字の間違い等の研究を続けました。

同時に、高校時代の恩師である森史陽先生に師事し、現在も古典の学習や作品制作を学んでいます。また、広告代理店で書家として活躍している高校の同級生である西尾真紀さんにも影響を受け、書道のイベントに参加したり、古典的な書道文字とは違った商業的な書にも関心を持ちました。

30代になり、公私に渡って多忙になるなかで、書道教室や書活動を休まなければならないこともあり、もっと筆を持つ機会を増やしたいという思いから、2016年3月、約15年間勤務したデパートを退社。

現在、松石博幸デザイン事務所に所属しながら、書活動を続けています。

松石博幸デザイン事務所
Hiroyuki Matsuishi Design Office