こんにちは!きょうは漢字「舞」の書き方です。暑中お見舞、残暑お見舞、お見舞…意外に書くことの多い字ですね。書き順は大丈夫ですか?今回は行書で、ちょっと書き順が学校で習ったものと違うパターンで書いてみました。しかも形もちょっと違います。
「舞」のオトナの美文字ポイント…「三番目の横画を長ーく」
横画が三本続いています。字の形の取り方として、
「横画が多い場合、どれか一つだけ長くする」
という決まりがあります。今回は三番目を長くします。他の二本と比べてどうでしょう?飛び抜けて長いですよね。
明朝体だと上から二番目の横画が長くなっていますが、今回は三番目の横画を長くしてます。これは昔からある古典的な書き方です。こちらのほうが字の形が取りやすいので個人的にも好きです。
オトナの美文字「舞」の書き方
二画目
短く横に。
一画目とは行書の特徴の一つである「線の連続」が起きています。
四画目
横に長く。…ここで楷書ならこの長い横画を書く前に縦縦縦縦が来るのですが、今回は行書なので横画から書きます。「舞」は行書だと違う書き順もある漢字です。「無」も同様です。
五〜八画目
最後の縦画は払って次の画へ。
右側は行書の特徴の一つ「線の省略」が起きています。
最後は長く。「舞」は縦長の字形なので思いっきり長く伸ばしましょう。
画数が多い字は大きく書くと他の文字とバランスが取れます。
「暑中見舞い」と書く場合、「舞」は一番画数の多い字なので一番大きくどーんと書きましょう!
いかがでしたか?
以上が「舞」の美しい書き方でした。
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