きょうはひらがな「ぬ」の書き方を学びましょう。習字教室に通っていたころ、「ぬ」は「め」の最後をくるんとしたらいい字なんだな…と思っていました。でも、ただくる
んとしただけでは形が変!うまく形が決まらず書くのが苦手でした。
「め」は漢字「女」を続けてできています。「ぬ」はと言うと、「奴」。つまり「女+又」。横に「又」がくっつくため、「め」よりも横に広い字形なんです。それを高校時代に平安時代の仮名を書くようになって知り、字形が取れるようになりました。
「ぬ」のオトナの美文字ポイント…
「二画目はメリハリをつけて」
オトナの美文字「ぬ」の書き方
一画目
ほとんどまっすぐ立てるように短く書きます。
二画目
一画目より少しだけ高い位置からカーブをつけ左下へ。
右上に方向転換します。左に行かないようにしましょう。
●の位置で一旦止まり、右上に直線的にぐーんと上がります。ここから「又」になります。
急カーブで下へ。
左に入れこみます。ここは添削で直すことが多い箇所です。
小さくくるんとまわります。下が赤い線のところで揃っていますね。最後だけちょっと出ます。
明朝体は最後のくるんが大回りですね。
美しい「ぬ」の書き方でした。
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