きょうはひらがな「の」の書き方を学びましょう。私は小学一年生で習字を習い始めたのですが、最初から「の」には苦しめられました。特に高学年になってくると、競書の課題が「希望の朝」、「清新の気」、「春の足音」などと、毎月のように「の」を書くことになり、いまいち書き方の分かっていなかった当時は苦痛でした。でも、高校生のとき、平安時代の仮名文字を学び、「の」は「乃」から来ていると知ってから、「の」が大好きになりました。「乃」についてはまた別の機会にお伝えしますね。
「の」のオトナの美文字ポイント…「左の空間も広く」
下の○の部分を広く取りましょう。
オトナの美文字「の」の書き方
○の部分を広くするには…?
①最初の「ノ」を直線ではなく、たるませて。
②「ノ」のあと、真上方向に。右上に進むと○が狭くなってしまいます。
一旦止まった後、ゆーっくり丸く。
長くせずゆったりと払いましょう。
いかがでしたか?
以上が「の」の美しい書き方でした。
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